1.サンスクリット語の表記について
三種併記
「カタカナ(IAST/デーヴァナーガリー)」の順で併記する。
バクタ(bhakta/भक्त)
- 併記は各項目の初出時のみ。以降はカタカナのみとする。
- リンク欄はこの初出管理の外に置き、常に併記する。
- 複合語・活用形には三種併記を適用しない。
語形
見出し語・本文中の原語は、いずれも語幹形を用いる。
- 例:arthārthin(語幹形)を用い、arthārthī(原文中の主格単数)は用いない。
- 原文を参照した読者が異なる形を目にする場合があるが、辞典の見出しは一意で安定していなければならないため、語幹形を優先する。
併記しない語
- 複合語・活用形・文中の連語(mad-bhakta など)。IAST のみ、または訳語のみとする。
- 原語を持たない語(「四大ヨーガ」など、近代以降の整理のために作られた日本語)。
この語に原語が付かないという事実自体が、古典の語ではないことを読者に伝える。
語根・接尾辞
- 動詞語根には √ を付す(例:√bhaj)。デーヴァナーガリーを併記する(भज्)。
- √ の意味はこの凡例で一度だけ説明し、各項目では繰り返さない。
→ √ は動詞語根(語のもとになる形)を示す記号である。 - 接尾辞は頭に – を付して示す(例:-ti、-ta、-ana)。
2.典拠の表記
略号一覧
| 略号 | 原典 | 階層 |
|---|---|---|
| BhG | バガヴァッド・ギーター | 章.節 |
| YS ※PYS とも | ヨーガ・スートラ | 章.節 |
| BhP ※SB とも | バーガヴァタ・プラーナ | 巻.章.節 |
| NBS | ナーラダ・バクティ・スートラ | 節 |
| ŚBS | シャーンディリヤ・バクティ・スートラ | 章.節 |
| BS | ブラフマ・スートラ | 巻.章.節 |
| MBh | マハーバーラタ | 巻.章.節 |
| HYP | ハタ・ヨーガ・プラディーピカー | 章.節 |
| GhS | ゲーランダ・サンヒター | 章.節 |
| RV | リグ・ヴェーダ | 巻.讃歌.詩節 |
| BṛU / ChU / KaU / ŚvU / TU / ĪśU / MuU | 各ウパニシャッド | 原典による |
表記ルール
- 章節番号は「7.16」の形式で記す(第7章16節)。「7章16節」と書き下さない。
- 略号と数字の間は半角スペースを置く(BhG 6.47)。
- 本文中の位置は、該当する記述の直後に丸括弧で置く。
例:「…四種に分ける記述です(7.16)」 - 単一の原典しか引かない項目では略号を使わず、書名を初出のみフルで記し、以降は番号のみとする。
- 複数の原典を引く項目では、すべての引用に略号を前置する(混在させない)。
- 階層数は各原典の構造に従う(BhG 6.47 は2階層、BhP 11.5.3 は3階層)。統一しない。